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転職市場、各業界状況

アジア諸国(インド、タイ、その他)の日経企業求人動向

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皆さまこんばんは、プンクスです。
日本では人手不足が続いていますが、私がよく行くアジア諸国においても、
全体として日本人にとって、求人が増加しています。

インド、タイ、その他に分類して簡潔に現状をレポートします。

インド

インドですが、賃料も人件費も毎年5%~10%増加しています。驚くことに、インドでは5年間解約不可、しかもオフィス賃料の増加を見越して5年契約させられます。2,3年後に退去したくてもできません(揉めた経験あり。)
人件費においても同様で、毎年4月に昇給します。昇給率をけちると、他社と比較して致命的な差になり、ストライキにもつながります(揉めた経験あり。)ので、実質不可避です。

この流れにのって、日本人の求人数も増加しているようです。日系企業の自動車工場、自動車部品メーカーがデリー、バンガロール、チェンナイ、アーメダバード他、各所に展開しています。

日本企業の進出は相対的に少ないですが、個人的にはムンバイがいつか注目される日が来るのでは、と考えています。日本で言えば大阪のような位置づけで、地価も高く非常に成長余地の多いエリアです。
昔は空港も汚くて怪しい雰囲気でしたけどね~、3年ぐらい前に新空港ができて、日本のどの空港よりも大きく綺麗な空港になりました。

タイ

好景気を維持しているタイでも、サービス業を中心に日系企業求人が増えているようです。もともと、タイは失業率自体、低位安定しており、転職時は通常は賃金が上がります。

タイについては、付き合いが長い仲の良いタイ人が多いですが、最近一人某大手日系コンサルに就職しました(私が志望したら残念ながら落ちるであろう、、、)。応援していたので、やはり嬉しいですね。これから色々現地情報も入ってくるでしょうから楽しみです。

タイにおいては、華僑の血が入ったタイ人が非常に多く、彼らは優秀であることが多いです。加えて、私が知る限りのネットワークにおいては、性格が温厚でどちらかというとタイ人ののんびり屋気質でもある。話しかたもタイ人です。

その他アジア

この他、中国、香港、インドネシア、シンガポール、ベトナムにおいても様々な要因により、日経企業は専門職、管理職、経営幹部含め幅広い求人を増やしているようです。

但し、今はまだ影響は出ていないが、米中貿易摩擦により、今後の採用意欲に悪影響が出る懸念がある、という所までは共通する懸念のようです。

リーマン程ではないですが、最近ダウ、日経平均の動きも激しいです。
何かちょっとしたきっかけがあれば大きく下がることも考えられるので、
広く情報収集して公私共々、十分に備えることが必要かと考えます。

 

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