皆さまこんばんは、プンクスです。
この時期は、監査法人の昇進や昇格が決まる時期でもあり、誰が上がって、誰が上がらなかったなど、情報が駆け巡ります。今年も色々聞きました。会計士はクライアントのことは当然に話しませんが、人事情報は皆大好きです。
監査法人に残っている面々を見てみると、パートナーの壁は厚く、マネージャーで渋滞していますね。スタッフが少ないという状態で、職階ピラミッドでいえば、細マッチョな状態です。十年前はスタッフが多く、メタボな状態だったはずですが、だいぶ変わりましたね。
監査法人によりますが、シニアからマネージャーについては、例え能力が平均的であっても、時間はかかるかもしれませんが、いつかは上がれる環境になってきているようです。
マネージャーまで行けば年収1,000万円はもらえる環境なので、悪くないですね。責任あるポジションでありながら、ここで止まる方も多いので、ここからどうするか、、、と迷う気持ちはよくわかります。
シニアマネージャーやパートナーなど、上に上がる方の候補は既に決まっています。同期でトップの方が最短で突き進み、新たなチャレンジャーとして加わります。これがまた強いから、本来誰しも認める能力をお持ちの方でも、上へ上がるのに時間がかかることがあります。
マネージャー、シニアマネージャーの年収は評価によって幅広く、900万円後半から1,400万円程度のようです。これは丁度会計士が転職する民間転職先の部長、課長クラスと同等です。
ここから先のキャリアアップが大変な点では両者同じですから、結果として、年収1,000万円前後に落ち着き、キャリアハイを迎える会計士が多いと見ます。
キャリアの長い会計士で年収900万円を下回るケースは余り聞きません。特段問題を抱えていない方であれば、適切なキャリアアップにより、年収増を目指せる環境かと思います。
一方、また追伸しますが、景気が踊り場に直面していると感じます。世の動向には十分にアンテナを張って頂ければと思います。