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中小規模の優良CFOは、役員報酬が意外に高い

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皆さまこんばんは、プンクスです。
企業内会計士として既に従事されている方の将来の目標は色々でしょうが、その多くは次の2つに分類できるのではないでしょうか。

・大企業で確立したポジションで安定した生活を過ごす。
・中小企業でトップを目指す。

もちろん大企業でトップを目指す気概も必要でしょうが、実際の転職事例ですと、上記がほとんどです。大企業でトップまで登りつめる方はごくごく少数ですが、中小ですと、会社の数だけポストがありますので、優良なポジションも多く存在します。この点、監査法人のパートナーと同様ですね。

このような案件を見つけたり、紹介されたりする条件としては、決まった要件はありません。なぜなら会社が小さくなるほど求められる人材としてのイメージや条件も幅広くなるからです。中には、民間の実務経験がなく、監査法人の経験だけても、三顧の礼で迎えられるケースもあるでしょう。

この点、中小企業のCFOとしての年収はピンキリですが、実際、結構もらっているケースも多いです。これもまた中小企業は村社会に過ぎず、待遇面での決め事も幅があるためです。

世に出ないオーナー企業の役員報酬で驚いた経験がある方もいるでしょう。外部から来たCFO会計士はそのような金額にはなりませんが、中小においても年収1,500万円~2,000万円相当もらっています。なんせその部門のトップなんですから。

このポジションは会計財務の責任を負う一方、ワークライフバランスも自然と確保されます。若いころは会社知名度において引け目を感じることがあるのも事実なのですが、40歳を超えてくると、形式よりも実質(仕事内容と報酬)が大事になってきます。

このようなポジションはアンテナさえ張っておけば、いずれ巡り会えます。これも会計士の利点でしょう。興味がある方は是非エージェントに希望を伝えて、気長に待ってみてください。

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