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転職活動前

転職活動中の、監査法人内の立ち回り方

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皆さま、こんばんは。プンクスです。

今回は転職活動中の監査法人内での立ち回り方です。

皆さま、多くの方は働きながら転職活動をされると思います
転職活動に関して、民間の事業会社ですと、通常は絶対に会社にばれないように、半休を取って会社の面接に行ったり、良くないことですが空き時間に会社の面接に行ったりと、ごまかしながら対応するのが多数派と思われます。

これは、自由に外で動ける時間が少ない方が多い、平日日中しかやっていないことが多い、会社にばれたらもうやっていけないことに起因します。

しかし、監査法人は下記の理由から比較的回りやすいです。

・現場が異なるので、不自然な休みが続いても目立ちにくい。
・自分が主査以上であれば、自由に立ち回れる。
・ブランクなど、全体としてある程度自由になる移動時間が多い。
・そもそも転職する人が多いので、ばれてもダメージが限定される。

4つ目はその方の状況によるので人それぞれですが、私は信頼ある数名の上司には
伝えてましたね。このようなパターンは珍しくないと思います。

だいたい、このような話をした時、通常の信頼ある上司であれば、止めることはあっても、大抵無理強いはせず、最終的に卒業として背中を押してくれます。

ただ、皆さまご存知の通り、実は監査法人の会計士は非常にうわさ好きです。
お昼休みは人の噂ばかりです。不特定多数の場合に伝えてしまうと、例え「言わないでね」と言っても、自分には絶対に聞こえない距離感ですぐ漏れます。
会計士なのに不思議ですよね。

皆に漏れると流石に色々しんどくなってしまうので、言いすぎには気をつけましょう。せいぜい、報告は多くても2,3人でしょうね。

活動ペースについては、仮に週に1、2度の面接があっても、日中1回、夜間に1回といったスケジュール感覚であれば、忙しくとも自らのスケジュール管理でなんとか回せるでしょう。

夜間の面接は行きやすくて良いですが、ブラックでないか確認してください。当然のごとく20時頃から始めるような会社は怪しいです。行きにくくても、平日日中しか空いてないよ、と言われる会社の方が、後々いいかもしれません。

最後に、内定の時期は選べませんので、残された期間内での引継が非常に難しいことがあります。
内定先からは2か月程度で来るように希望されることが多いでしょうが、会計士はできれば3か月以上取りたいところですね。このあたりは、はっきり言うようにしてください。
2か月という方は、会計士の実務上の引継をよくわかっていないはずです。私であれば、2カ月でさらりと来れる方は不安になります。

信頼できる上司を味方につけて、良い出会いがあるまでじっくり頑張っていただければと思います。

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