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転職後

フリーランスの会計士という生き方

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みなさんこんばんは、プンクスです。

今回は転職との比較で、フリーランスという生き方です。
転職というと企業に属することになりますが、それを望まない方も多くいるでしょう。

監査法人から出た会計士は、自由です。
相対でクライアントが見つかれば、週一からでもなんでもできます。

フリーランサーは、中世ヨーロッパにおいて主人を持たない槍をもった傭兵を語源としているようです。一方、現代においては、特定の組織に従事せず、特定分野のプロフェッショナルとして役務を提供し、対価として報酬を得る人のことを指します。

現代においては、フリーランサーは自由というイメージがありますね。
会計士におけるフリーランスは、それほど固まったものではなく、近場で困っている方や法人がいたら、相対で契約して、主として会計税務面でそのサポートをしていくような方が多いですね。信頼を得られれば、長く続けることができます。

働き方も自由で、週に1回とか、固定で決まっていないケースもあります。これも信頼と契約次第です。

残念ながら会計監査とフリーランサーの仕事自体は相性が悪いと言えるでしょう。
監査は会計士の独占業務ですが、フリーランスとして専門業務が発揮できる仕事ではありません。

一方、会社設立から携わって、そのまま顧問税理士として従事する会計士は多いですね。この積み上げは成功への第一歩と言えるでしょう。
これもフリーランスと言ってよいとは思いますが、企業内会計士の立場から言わせてもらうと、移転価額など専門的な税務業務を除き、顧問税理士の活躍する場は狭くなりつつあります。
これは専門家がいない中小企業でも同じで、税理士に頼るのは税務調査の時だけで、それ以外はお金を払う割にサービス及ばず、不要だという愚痴を良く聞きます。

フリーランスのお仕事はどちらかというとエンジニア系に人気が集中しているようですが、会計士においても、経験を積んで、特定分野でゆるぎない自信がある方であれば、海外進出、M&A、IPO、財務、ERP構築など、一定の需要があります。このあたりはまだまだいけるはずです。

本来は一度社外に出て独立するのが望ましいですが、監査をしながらであっても、上記経験を一通り積んでいる方であれば、副業できる可能性はあるでしょう。

仕事を探すには、まずはある程度信頼が担保されている身近な方がいれば、声をかけながら広げていくのが良いですね。予め見知った方のほうが仕事の感覚を掴みやすいです。

その他広く探すのであれば、週1からプロ向け案件を紹介してくれるWorkshipフリーランスは、会計士が得意とする財務案件も扱っています。

腕に自信がある方はチャレンジしてみてください。将来の可能性を広げるきっかけになればと思います。
監査法人を出た後、何をすべきかは本当に自由です!!

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