こんばんは、プンクスです。
監査法人で働く方で、数年以内に転職することは決まっているが、まだしない。
という方は非常に多いと思います。
まだ先であっても、可能性の高い方は専門能力、実務能力研鑽のようなスキル向上以外に、やっておくべきことがあります。
それは、履歴書と職務経歴書作りです。
聞くと当たり前ですが、やっていない方は意外に多いと思います。
監査法人ですと、6月ごろにさあ動くか!と思い立った後、皆さん作業が早いので、恐らく土日で多少夜なべなどすれば、作り上げてしまうでしょう。
しかし、通常、この前に職務経歴書の書き方を把握する必要があります。
完成形には正解があるわけではないので、まず標準的なあるべき形を把握して、
この上で一工夫して自分の色を出したものにしなければなりません。
一からのスタートですと、いくら優秀な方でもこの一工夫の過程は相当な時間を必要とします。特に、最近は転職エージェントが添削してくれたりするので、第三者のレビューはお願いしたほうが良いでしょう。
ここまでは計算上1週間~10日程度のロスで済むかもしれませんが、問題は募集案件のロスです。
悔しいことに、まだ準備できていない初期の段階に限って、イニシャルの募集案件に自分の興味ある先が混じっていたりします。
転職希望者が転職エージェントと会う初回、たいてい自分に見合った手持ちの募集案件を多く紹介してくれます。今あるものを紹介してくれるわけですから、募集開始して時間が経過したものも含まれています。
採用側からすると、募集している案件の早い、遅いの優劣は通常ありませんので、まだ募集していればすぐに申し込むべきです。むしろ、採用側からすれば、登録のタイミングが直近であれば、新しい優秀な人材が入ってきた可能性を考慮してよく履歴書を見ます。
ここで、履歴書と職務経歴書が完成していれば、転職エージェントに見てもらった結果の修正をもって、すぐに応募できます。間に合うんです!
そして、転職エージェントの心証も良くなり、最終的な書類の精度自体も間違いなく高くなります。
良いことづくめなのですが、逆は逆です。転職エージェントに会ってからの作成では、中途半端な職務経歴書から負のスパイラルに巻き込まれることもあるでしょう。
このため、履歴書と職務経歴書、特に時間がかかる後者は予め準備しておくことを強くお勧めします。