こんばんは、プンクスです。
本日、最新の有効求人倍率(2018年8月)が厚生労働省より発表されました。
先週お伝えした通り1年程度の短期は少なくとも売り手が続くと見ていますが、
データも安定していますね。
市場から求職者が毎月減少しています。人を募集したい中小企業にとってはつらい状況でしょう。
都道府県別でみると格差が大きく、福井で最高の2.15倍に対して、神奈川は最低の1.17倍という結果となりました。いずれも1倍は超えていますが、数字上はかなりの格差がありますね。内訳をみると実は東京、2.14倍でほぼトップです。お隣でここまで違うとは、、
会計士だけで集計した数値というものは世に存在しませんが、これまでの傾向からして、全体の有効求人倍率の動きは会計業界にも相関関係があります。この点前の月より、良いか悪いか?の判断においては有用です。
出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(平成30年8月分)
転職を考えている方は焦らず年末にかけて、履歴書や職務経歴書をしっかり作って、じっくり考えていただければと思いますが、この結果だけは毎月チェックしていただければと思います。まだ市場が悪化する兆候はないのですが、既に踊り場に位置しており、今後の動きはまだ見えてきません。
このグラフの傾きが逆に転じたとき、反動が長期にわたり続く危険があります。
特に、不況に直結する大きなイベントが海外で起きたとき、これまで景気が良かった期間が長ければ長いほど、大きく反落する可能性があります。
このような動きが見られれば、今まで迷っていた方が一気に動き出し、市場が混乱するので、負のスパイラルが再開します。この30年で見ても、この繰り返しですよね。
何があるかわかりませんので、私も実務研鑽は怠らずやっていきたいと考えています。