皆さまこんばんは、プンクスです。
今日は私自身、転職面接時の適性テストについてお話をします。
面接担当もしている関係で、性格テスト結果も履歴とともにレビューしますが、私自身上位1%の成績をキープしています。どちらかというと自信がある分野になりますので、好印象を得るための要旨を解説します。
多くの企業では面接前に性格診断を伴う適性テストを実施します。
SPIや玉手箱などが有名ですが、
こと性格診断に関しては、行うべき対策としては同じになります。
能力テストについては付け焼刃ではどうしようもなりませんが、
性格診断の対策は良くも悪くも1日でできます。
性格診断では、上位に食い込むというより、上位3割程度に入り、好印象を得ることが重要です。毎回面接時に適性テストをしてもらい、その結果をレビューしますが、意外なほどに皆さん対策をしていませんね。
会計士・経理系の方は全体として、対策しやすく、良い評価が出やすい傾向があります。対して、難しいのは営業・開発系です。矛盾が生じやすいのか、もともと対策する人が少ないのか、信頼係数が低い方が多いです。
今回、会計士が受験することが多い経理財務系(管理部門)にフォーカスして対策を4点挙げますので、是非下記をご一読の上、試験に臨んでください。
対策1. 首尾一貫した、矛盾ない回答をすること。
限られた時間で、色々な角度から、同じ内容の質問をしてきます。
この手のアドバイスで、嘘を言わないという解説もたまに見ますが、正しくは、あるべきキャラクターを完全に演じる、が正解です。
役者になったつもりで、ご自分のキャラクターを設定し、演じ切ってください。自分自身、深く思いこまないと、矛盾が生じ、回答信頼度の係数が下がります。
経理・財務など管理部門に適した人材像は、
- 約束を守る。
- 納期を守る。
- 計画性がある。
- 計算が好き。
- 効率性を重視する。
- 改善のための創意工夫が好き。
- 忍耐力がある。対して、不要な問いは
- 負けず嫌い
- 芸術が好き。
- 好奇心がある。
- 発明好き
- 飽きっぽいです。迷いやすいのは創意工夫でしょうか。
経理という枠の中の創意工夫はいいんです。発明好きは、0から1を作り出すことですので、こちらはあまり求められていません。
好奇心などは、一般的には好印象のようですが、回答には注意しなければなりません。例えば、「好奇心旺盛で、考えるよりまずやってみるほうだ。」などの問いであれば、「いいえ」にしなければなりません。計画性と真逆のニュアンスですね。
対策2. 絶対・一度もという回答はとりあえず否定する。
大学受験の国語のようですね。一度覚えれば対策はしやすいです。
EX.
私は一回も法に違反したことはない
→いいえとすべきです。信号をいかなる時も、一回も無視したことはないでしょうか。
私は絶対に嘘をつかない。
→いいえとすべきです。時には嘘が必要なこともあるかもしれません。はいという回答であれば、極めて柔軟性がないと判断できます。このあとに柔軟なほうだ、という質問にはいと言おうものなら、ジ・エンドです。
対策3. 迅速に回答する。
意外に時間がなく、油断すると間に合わないという危険もありますし、時間も評価に反映されるケースもあります。
危険な質問だけ3秒程度考えて、あとは迅速に処理していきましょう。
対策4. 事前に練習する。
転職エージェントにお願いして、何らかの形で練習できることがあります。エージェントは基本的に面接者の味方で、合格を応援しています。何でも遠慮なく相談し、事前に不安を潰しておきましょう。