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会計士が経営企画に転職後、最初にすべきこと

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こんばんは。プンクスです。

ブログも無事一週間が経過しました。
皆さま私がゆったりとした日々を送っていると
思っている方がいるかもしれません。こんなブログ書いてますしね。

厳密には、夜に30分程度打つこのブログ含めて、公私ともに物理的にはいつも何かしているのですが、精神的にはゆとりがある状態です。長期的には毎日は厳しいでしょうが、定期的に情報を発信していこうと思います。

さて、今回のテーマです。
監査法人と、民間の経営企画は真逆といえるほど、業務が大きく異なります。
監査は全てはクライアントの依頼に基づき、計画的・正確・迅速に業務をこなし、審査に当たったらチーム一丸で乗り越えるのが監査法人の日々と記憶しています。今もそう変わっていないはずです。

これに対し、民間のしかも経営企画ですと、
特定のプロジェクトを生み出すとともに、困難を打破して、企画・遂行していくことが主たる業務です。この過程は自分達で創り上げます。

私の場合、半分フレックスのようなものです。就業時間についてはしっかりありますが、その行動は自由です。情報集めに外出する、特定の企画に基づき海外出張へ行く、人手が足りないから募集する。色々できます。

しかし、この職で長く続けるには、どこでも共通するであろう条件があります。

早い段階で、他が口を出せない圧倒的な結果を出して、周りに認めさせることです。その手段が何かは会社によって異なりますが、他が納得するだけのリーダーシップを発揮し、結果を出す。
これができなければ、恐らく会社を去ることになるか、結局誰かに従属して受動的な対応をこなしていく日々を過ごすことになるのではないでしょうか。
これは早ければ早い方が良いです。企画系の評価としては、特にミスもないが結果も出ていない状態ですと、ゆるやかに評価が下がっていくという解釈で良いと考えます。

口に出すのは簡単ですが、このためには相応の覚悟も必要です。例えば、合理的な判断は必要不可欠です。前へ進むために、人と衝突することや、時には何かを切り捨てなければいけないこともあります。

しかし、前にお話しした通り、実は会計士は経営企画と相性がいいと考えます。
企画系は推進力のあるメンバーがそろっていますが、専門家としての知識を持ち合わせた方は少ない傾向にあります。営業能力で私が尊敬する元営業部長も、会計・税務面では私にはあまり反論してきません。お互いに認め合うと言いたいところですが、実のところは、数字に関する分野で勝てないとわかっているからです。

例えば海外進出しましょう、となった場合、多少英語が話せる会計士であれば、知らなくてもだれでも簡単にこなせます。ちょっと調べて、第三者に確認すればよいだけの話です。

他に、経費削減系でも会計士は非常に結果を出しやすい。やればわかります、皆さま、もともと考え方は膨大な試験範囲をこなしたことで、頭に入っているんです。あとはアウトプットの仕方だけです。そんなことか、というようなことが一般の民間であればできていなかったりするんです。

この一歩を乗り越えた先、恐らく会社は充実したものとなります。一定の信頼のもと、自分で考え、自分で提案し、自分の足で動き、自分で成果を出したり失敗したりする日々は噛みごたえありますよ。

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