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監査法人会計士の多くは経理未経験 転職市場での経理としての評価は?

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こんばんは、プンクスです。

公認会計士は会計の専門家として経理全般を指導できる立場のはずですが、日常経理実務をしているわけではなく、細かい仕様に必ずしも精通しているわけではありません。

この点、監査法人会計士の過半数を占めるであろう経理未経験会計士が経理部門へ転職を希望した際、どのように評価されるでしょうか。

この場合、転職時に突っ込まれるかもしれないと不安になるのが通常でしょう。ここで、普通に考えれば経理実務経験はない、という判断にもなるのでしょうが、会計士は通常経理入力をするために転職するわけではありませんし、多くの会社はそこを求めているわけでもありません。

よって、世に多くの企業内会計士が経理にいることからもわかる通り、転職すること自体は可能です。

正確に言うと、人によって明確に異なります。

自分自身で判断するよりも、色々な外部の評価を仰いでよくよく自己分析されると宜しいかと存じますが、一番の判断のよりどころは下記2点かと思います。

自分に自信を持てるか否か

確かに、会計システムをまともに操作したこともない会計士も少なからずおり、それはそれで褒められたものではありませんが、この些細な弱みと引き換えに、会計士が会社へ指導できる業務は非常に多くあります。

この点、日常から経理実務につき指導機能を発揮できている会計士であれば、経理業務自体は未経験と言うこと自体、物おじせず面接時に伝えることもできるのではないでしょうか。これは日々の実務における自信の表れかと思います。

私が面接する場合ですと、

①形式的には実務として取り組んでいなくても、日々の監査実務から内容は十分に把握している。
②理解していない部分があっても、自分で能動的に調べることができ、要領よく理解できる自信がある。
③多様な経験から、他に伝えられることが山ほどある

といった一つ一つの自信が読み取れれば、経理未経験であっても問題ないと考えます。

逆に、ご自分の何か足りないところを自覚しており、経理実務に自信が持てない(聞かれて答えられなかったらどうしよう、etc)方は、入ってから辛い思いをしてしまうかもしれませんので、慎重に考えたほうが良いかもしれません。

自信が持てなければ、微妙な表記の案件は最初から対象から外す

経理実務にやや自信が持てず、不安な方は、そのような実務経験表記にこだわっていない案件を探すのが手っ取り早いです。

またこの趣旨をエージェントに説明すれば、特段問題がなさそうな案件を紹介してくれるはずです。実際にそのような案件は山ほどあります。そうでなければ企業内会計士は誰もなれなくなってしまいますから当然ですが。

私見ですが、そもそも民間の経理一本志望で転職される方は、必ずしも多くないと考えます。理由はどうあれ「民間で、幅広い経験を積んでいきたい」という思考の方が多いように感じます。

このような場合は、エージェントが志望に沿った案件を紹介してくれるでしょう。今現在、平均的な能力を持った方であれば、非常に需要はあります。

 

 

 

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