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会計士試験

上位5%に入る会社法の勉強の仕方

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皆さまこんばんは、プンクスです。

私は受験生時代、得意科目は簿記、会社法、経営学でした。
今回は会計士試験の会社法について、上位20%程度から5%へ上がるための
ノートのまとめ方についてお話しします。
今回のお話は会計士試験時のみならず、働き始めてからの記憶維持、転職時にも寄与するのではと思います。

私は会計士試験受験時に使っていた教材を、未だに復習に使っています。
実務においては受験のように丸覚えする必要はないのですが、維持するには
自分の教材を見直したほうが効率良いからです。

受験から軽く10年以上が経過していますが、今も会社法の勉強の仕方は変わらないとほぼ確信しています。

最終的には、会社法は①論点を理解し、②覚えて、③つなげる
ことで、ほぼ完璧となると考えています。

①は平均的な能力があり、良い講師と出会えば解決できます。
②は時間がかかりますが、答練を繰り返し、覚えれば解決できます。

ここまでで上位優秀者に入る上位に入ることは可能です。但し、それは予備校の中の話であって、本番では思いもよらぬ角度から出題されることもしばしばです。このような場合、論点ずれせずにいかに自分の言葉で論理だてて記述できるかが勝負となります。

この点、お勧めしたいのが③です。

つなげると記載しましたが、これは下記の通り、既知の論点を雪だるま方式で
どんどん論点を広げていくことを意味しています。

ⅰ 自分のノートに論点を書きだす。(既に書けるものは省略して書く。)
ⅱ 答練で似た論点があれば、違う色で上書きする。
ⅲ 必要に応じてマインドマップのように図示して整理

まずⅰをしっかり抑え、自分で描きだします。ポイントはⅱで、新しい問題がでてきたときに、できるだけ一から覚えるのではなく、自分でまとめた論点と似た論点があれば、ノートに追記して覚えます。この場合、作成時間も短縮できて一石二鳥です。

これにより、ベースの問題ⅰが出たら満点、ⅱの問題が出ても80%といった精度を維持することができます。何より論点ずれで酷い点数になることを避けられます。

ある程度自分のカバーできる範囲が増えてくると、ⅲの通りマインドマップ的にまとめることで、よりカバーできるところが増え、自らの理解の確認にもなります。

ノートの字が見えづらくて恐縮ですが、やり方は人それぞれなので、図にてイメージまでつけば幸いです。

 

 

 

 

 

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