以前公庫や商工中金など、政府系金融機関の無利子・無担保融資に関する記事を書きましたが、案の定、公庫や商工中金に殺到し、かなり渋滞している模様です。
もともと取引実績がある会社は申請から2週間程度で融資実行まで可能なケースもありますが、付き合いがない場合は、企業業績や見通しを細かく見られますので、実行可否のハードルも高く、実行までいっても2か月程度待たされることもあるようです。
また、セーフティネットなども同様で、区の認定を受けるがために、1か月程度待つ必要があります。窓口での相談がなくなり、郵送対応だけになりましたので、書類不備も多いようです。
この点、メガバンク・地銀など民間金融機関も、無利子・無担保ベースの融資ができるように調整が進められているようです。早ければ5月にも即リリースされる可能性があります。
3,000万円程度の少額のようですが、一定期間実質利子補填があり、更に5年程度の返済据置も可能のようです。
この返済据置と、金融機関拡大による融資実行スピード加速が非常に大きいですね。
資金繰りに窮している会社は、1か月も待てない会社もありますので朗報ですね。融資が分散することで、少なくとも待ち時間は確実に減ります。